環境配慮型凍結防止剤 環境まもるくん

環境まもるくん


「環境まもるくん」は、積雪地における「塩化ナトリウム」や「塩化カルシウム」といった凍結防止剤による動植物の生活環境破壊や、錆の発生による私たちの人間社会に対する経済負荷を最小限に抑えるために開発された商品です。

特徴1:優位性


優れた持続性・即効性

「環境まもるくん」は塩化マグネシウムの[即効性]と、塩化ナトリウムの[持続性]を有機酸添加剤が引き出している環境配慮型凍結防止剤です。

塩化カルシウムと比べ、即効性ではやや劣るものの、持続性は2倍以上の効果があります。氷点は-10℃から始まり、塩化カルシウム同様の再凍結抑制効果を持ち合わせ、極寒地でも使用可能です。


優れた作業性

「環境まもるくん」は、1.2mm~5.6mmの角状の粒体で、球状の凍結防止剤に比べ、傾斜地での定着率がよく、風などによる飛散も最小限に抑えられるため、散布効率に優れています。

また、継続時間が長く、散布回数を2分の1程度に圧縮することも可能です。基地から遠方の路線や傾斜のきつい峠道など、特性を活かした散布を行なうことで、より効果的な作業性を有することとなります。

特徴2:環境対応


金属の腐食

「環境まもるくん」の腐塩害による金属の腐食は、
 ・道路関係(鋼構造物=橋梁、道路標識など)
 ・周辺施設(建造物=シャッター、門扉など)
 ・通行車両(リコールの発生)
など、私たちの生活に身近なものに悪影響をもたらします。 食率は塩化カルシウムの3分の1程度なので、道路関係施設や周辺施設、通行車両に対する塩害がほとんどありません。有機酸が金属表面を皮膜するため、サビの発生が抑制されるからです。



コンクリートの劣化

再凍結による路面の劣化
「環境まもるくん」の希釈後の氷点は-10℃
(使用限界温度は-25℃)
             ↓
  極寒地でも再凍結抑制効果あり!

  表面劣化(スケーリング劣化)・・・粉塵の発生
   → 従来の凍結防止剤も含め、調査中

  鉄筋の腐食 → 皮膜効果で防食

コンクリートの劣化は、危険の誘発や産業廃棄物の増産につながりかねません。


散布回数削減による効果

 ○ 散布量半減により、環境への影響も薄れます。
 ○ 土壌への残留が削減できます。
 ○ 水質汚濁を抑制できます。
 ○ 車両の走行距離が抑制できます。→CO2の削減

特徴3:経済性

直接的なコスト

 ○ 持続性(塩化カルシウムの2倍)による散布回数の圧縮
 ○ 形状による定着率のよさ
 ○ 散布量の圧縮(塩化カルシウムの2分の1)

以上を総合的に判断しますと、優位といえます。
塩化カルシウムが効果的に散布されない場所であれば、コストパフォーマンスはさらに際立ちます。


間接的なコスト

 ○ 腐食率3分の1・・・道路標識、ガードレール、橋梁などの鋼構造物への影響が少ない。

 ○ 氷点温度-10℃(限界温度-25℃)・・・コンクリート構造物への影響が少ない。
 ⇒ 営繕費・再投資の圧縮 

導入実績

仙台市、宮城県、宮城県警察本部

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